「それ聞いてみたい」特集①IFAとは?

Last Updated on 2024年7月23日 by 高橋 晃太郎

Q1;最近よく聞くIFAって何ですか?

IFAとは「Independent Financial Advisor」の頭文字をとったもので、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と言われています。独立系とあるように証券会社や銀行等特定の金融機関には属さず、公正中立な立場からお客様に資産運用のアドバイスを行う金融の専門職となります。

Q2;IFAはどんなことができるの?

IFAは証券外務員資格を保有し、日本証券業協会に登録されております。そのため例えば株式や債券・投資信託といった金融商品の説明や提案を行ったり、実際に注文の取次ぎを行うことができます。またFPや生命保険等の資格を保有しているIFAも多いため、資産運用だけでなく保険や不動産・住宅ローン等幅広くお金の相談ができる場合があります。

Q3;IFAはどういう仕組みで働いているの?

原則IFAビジネスを行う法人又は個人の金融商品仲介業者に籍を置き活動しております。IFAの大部分はその仲介業者所属の個人事業主という形で自分の裁量により動いております。金融商品仲介業者は複数の証券会社等と提携しているので、我々IFAは提携する証券会社の口座開設を取次ぎ、商品をお客様に提案・販売することができるという仕組みです。(2023年時点のIFA登録者数約6,500名)

Q4;銀行や証券会社に相談するのと何が違うの?

IFAは特定の金融機関に属さず中立的な立場で活動しているので、顧客目線でのアドバイスを受けやすいという特徴があります。基本的にノルマもなく金融機関側の事情や意向を考慮する必要がないので顧客の意向を良く聞き、希望に沿った提案ができるということです。また相談の時間や場所について柔軟に対応できることも多いです。そして銀行や証券会社の担当者と違い転勤はないので資産に関する大切なお話を末永く相談できるという点も挙げられます。

Q5;NISAについても相談したり始められるの?

相談できます。NISAをきっかけに投資を始める方は少なくありません。IFAは提携証券会社におけるNISA口座の開設をはじめ、商品ご提案・申込みまで対応可能です。

Q6;IFAは便利そうだけど手数料はどうなってるの?

IFAを利用する場合通常何かしらの手数料が発生します。手数料については各IFA法人により形態や金額が異なり、利用する前に必ず説明があります。例えば売買手数料型や残高連動型・コンサルティング料型等複数の形態があります。相談業務を行う銀行や証券会社等で直接取引する場合にも通常売買手数料はかかります。但し投資に慣れたユーザーが多いインターネット専用金融機関の場合、手数料が無料もしくはかなり安い場合があります。IFAを利用する場合はコストに見合うメリットが得られるかどうか見極める必要があります。メリットとして色々とある中でも、一般的に「投資に関する専門的なアドバイスがもらえること」、「運用中のアフターフォローをしてもらえること」等の意見が多いようです。

最後までお読み頂きありがとうございます。初回の特集は以上です。

引続き皆様に有益な情報を分かりやすく説明するよう努めます。

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